
はじめに
2020年3月20日にどうぶつの森シリーズ5作目(人によって意見が分かれる)がSwitchから発売されました。
キャッチコピーは「何もないから、なんでもできる」
キャッチコピー通り、プレイヤーが想像していた域を超えて、本当になんでもできます!!
間違いなくシリーズの中で最高の作品であるのですが、それとは逆に深い闇も生まれてしまったのも事実です・・・。

今から書く記事では、リアルマネーの時は「お金」、ゲーム内でのお金の時は「ベル」という単語を使います。
良かったところ
・素材を拾って道具や家具などを作れる!!
今までのどうぶつの森では道具や家具はお店で買ったり、村の住民から手に入れたりしていましたが、今作はそれだけではなく、なんと自分で作り出すことが出来てしまいます。今流行りのDIYですね!!(Do It Yourselfの略)
木をゆすって木材を手に入れたり、大きい石をスコップなどで叩いて石を手に入れたりと、島では様々な素材を手に入れることが出来ます。どれも入手しやすいもので、あの厄介だった雑草でさえも今回は素材として使えてしまうのです(笑)

さあ、家具を作ろう!!ちょっと待って下さい、島に来たばかりの主人公は家具のアイデアが浮かんできません。では、どうすれば・・・
大丈夫、そんなあなたでもレシピを見て覚えれば、一瞬で家具を作り出せる職人になれます!!






また、今作ではリメイクキットというものを使えば、一瞬でリメイク出来るのも良いですね。



リメイクキットは1個500ベルだよ~
・家具が外にも置ける!?
全国のどうぶつの森プレイヤーが、どれほどこの機能を待ち望んでいたことか・・・
3dSのとびだせ どうぶつの森でも外に置けることは置けたのですが、本当に限られたものしか置けず、また、膨大なベルを必要としたため、自由に村を作るには根気のいる作業となっていました。
しかし、今作では手に入れた家具は好きな時に、置きたい場所にプレイヤーの思うがままに何個でも置くことが出来ます。壁かけ家具やラグが置けないのは残念ですが、家具だけでも十分に自分の思い描いている島のイメージを作り出せるので、本当にありがたい機能です(涙)



無限に置けるみたい!!
・地形を変えられる!?
全国のどうぶつの森プレイヤーが、どれほどこの機能を待ち望んでいたことか・・・(2回目)
シリーズを通して、自分が住んでいる村の川や池、崖といった地形を変えることは一切出来ず、気に入った地形が出るまでリセット作業を繰り返さなければなりませんでしたが、今作ではゲームをある程度進めると、島クリエイターという機能を使って、いつでも好きな時に地形を作り変えることが出来ます(泣)

ちょっとしたところに崖を作ったり、家の近くに池を作ったり、山に囲まれた島を作ったり、海に浮かぶ島を作ったりと、想像しただけでもすごくないですか??



先程でも説明しました外に家具を置ける機能と相まって、本当に自由度が半端ないです。

これだと時間がいくらあっても足りないね(笑)
・オシャレなデザインが用意されている!!
マイデザイン機能を使って服のデザインをしたり、家具のリメイク用の柄を作ったり、地面に敷くデザインを作ることが出来ます。
全てのデザインは32×32マスのドットを使って作っていくのですが、結構敷居が高かったりするんですよね・・・
僕みたいに絵のセンスのない人は、何を書いていいか分からないですし、書いたところで違和感たっぷりのデザインが出来てしまいます(笑)
結構これで挫折してしまう人がいるみたいなのですが、そんな人には朗報です!!
ある程度ゲームを進めると家具のリメイク用の柄を教えてくれる人がいますし、地面に敷くデザインに関しては、ゲーム内のマイルというものを使って交換することが出来ます。
これがかなりオシャレでして、これだけでも十分に好きな島づくりを楽しめます。
服のデザインに関しては、控えめにオシャレとは言えませんが(笑)




もし、これでも満足できない、デザインが足りないという方は、世界中のプレイヤーが公開しているデザインをダウンロードすることが出来ますので、気になるデザインのジャンルがあれば検索してみてください!!

マイデザインが作れると、さらにオリジナルの島が作れるよ!!
・住民の家、お店などの一部施設を移動出来るように!!
今作では、新しく引っ越してくる住民の家をあらかじめ決めることが出来るようになっただけでなく、ベルを払えばいつでも移動できるようになりました。全員分移動となると結構高額になりますが(笑)
住民や施設をひとまとめにしておいて、残った土地を自分の好きなように作るといったことも可能です。ただ、なぜか案内所だけ動かせないんですよねー。


高すぎてたぬきちにキレそう
・ゲームを遊んでマイルをゲット!!
魚を釣る、虫を捕まえる、お花に水をあげるといった行動をすることで、ベルとは別にマイルがもらえます(もちろんゲーム内で)。中にはユニークなものもあり、流れ星に祈る、セミの抜け殻を取るといったものもあります(笑)

マイルを貰える条件はたくさんあり、一定の回数を達成すると貰えるものもあれば、1回だけしか貰えないものもあるのですが、達成するとその項目にスタンプが押されるので、達成感があり頑張ろうという気にさせてくれます。

貯まったマイルはゲーム内で役立つ様々な特典と交換出来るので、目的もなくスローライフを過ごすのも良いですが、何か目的が無ければ飽きてしまう人にとっては非常にメリハリのあるシステムです。


マイレージは飽き性の僕にはピッタリの機能だ!!
・ある程度住民を選べるようになった!!
マイルを貯めて旅行券と交換すると離れ小島に行くことができ、そこには住民候補が必ず1人います(自分の島の住民が10人未満の時)その住民候補が気に入れば、自分の島に招待することが出来ます。旅行券があれば何回でも離れ小島に行くことが出来ますが、旅行券が2000マイルもするので、そうそう何十回も行けるわけではありません。

前作同様、今作もキャンプサイトがあり、こちらにも住民が来てくれることがありますが、毎日来てくれるわけではなく不定期です。

また、全国の玩具店で販売されているamiboカード(現在ほぼ品切れ)を使って、キャンプサイトに好きな住民を呼び出すことが出来ます。

テントに入る時のドキドキ感は、恋をしている時と同じ感じだよ!!
・お着替えがぐっと楽に!!
前作までは、自分の持ち物からでしか着替えが出来ませんでしたが、今作からはクローゼットを使ってファッションを見ながら服を選ぶことが出来るようになりました。頻繁に服を着替える人にとっては大変嬉しい機能ですね!!


また、ステッキというアイテムを使ってお気に入りのコーディネートを登録しておけば、いつでも好きなコーディネートに変身出来ます(笑) 持ち物に入れておかなくても大丈夫なので、すぐに着替えたい人にとってはこちらも大変嬉しい機能です。





僕もあのステッキ欲しい!!あっ、そんなに服持ってなかった・・・
・いつでも顏を変えられる!?
髪型や目の色だけでなく、ついに顏のパーツまで変えられるようになりました(笑) ドレッサーを使えばいつでも自由に変更出来ます。



服も変えて顏も変えれば、何度でも新しいプレイ感覚を得られますよ!!
しかしこれでも変化に気づかない住民達とは一体(笑)

秋のアップデートでハロウィン向けの肌の色が増えたみたいだよ!!
悪いところ
・キャンプサイトに住人候補が来づらい
現在383人もの住人がいるのにも関わらず、数日おきにしか来ないのはかなり厳しいと思います。
だからといって、旅行券は必要マイルが多いですし、何回も行けるわけではないので、お気に入りの住民だけの島を作るのにかなり時間がかかります。
もう少しキャンプサイトに住民が来る頻度を上げてもらえるとよかったです。


いっそのこと、毎日来てくれればなぁ・・・。
・レシピが集めづらい
お店で買えるものや、イベントなどで手に入るものはよいのですが、それ以外のものは住人からもらったり、毎日砂浜に1個だけ落ちているメッセージボトルから入手しないといけません。




しかも、レシピがダブることもあるので、ゲームを始めたときは新しいレシピを閃いても、後半になるとかなりダブりはじめます。
自力で全てを集めるのはダブりを考えるとほぼ不可能ですし、確実に手に入れるには友達やSNSで交換を希望している人とやりとりをして、手に入れるしかありません。

住民の家にDIYテーブルがないと、レシピくれないよ~
・マイホームを増築するのにベルだけ必要
せっかく今作では無人島を舞台にしてDIYも出来るようになったのに、マイホームの増築をするのに木材や石などの素材を一切使わず、結局は大量のベルだけが必要となります。
これだと舞台が村でも良かったのではないだろうかと思ってしまいます・・・
必要ベルを減らして、ある程度の素材を必要とする方がより無人島らしさが出ますし、島を開拓していく気分も味わえたのではないだろうか?

やはり何事もベルが必要・・・
・amiboカードの闇が深い
先程amiboカードの話をしましたが、実はこのamiboカードがヤフオク、メルカリなどで高額転売されるという、闇を生んでしまったのです・・・。
もちろん人気のある住民に高値がつき、人気のない住民は安値がついています。
人気住民の1人、ジュンというキャラクターがいるのですが、僕がヤフオクを見た時は1万以上の高値がついていました。ゲームソフトより高いってもはや異常事態ですよ・・・。
そんな中、人気のない住人にあえて注目して、盛り上げようとしてくれているプレイヤーの方々に感謝です。

アミーボカードコワイ
・改造している人、詐欺をしている人と遭遇する可能性
改造で作られたものを一度手に入れたことで、セーブデータが消えてしまったという話を聞いたことがあります。
また、自分の島でフリーマーケットを開いたのに、アイテムだけ拾ってベルを支払わずに帰ってしまう人がいるそうです。
どちらもかなり悪質な行為なので、通信する時は本当に信用出来る人とだけにすることをオススメします。

特に改造アイテムは見分けがつきにくいので注意です。
プレイした感想
シリーズを通して間違いなく最高傑作なのは間違いない!!
世界中の人がSNSなどで自分の島の写真付きで紹介しているので、見ていて飽きないし、自分の島づくりの参考にもなります。
これまでのどうぶつの森シリーズはやれることが少なく、買っても2~3ヶ月で飽きはじめ、時間変更して先のイベントを楽しんだりして何とか遊んでいましたが、今作は出来ることがこれまでの倍以上なので飽きることなく、現在も島作りを楽しんでいる最中です。
個人的にはもっと無人島らしさを出してほしかったかなと思います。
島に引っ越してきたときはテント生活で「やっぱ無人島といえばテントだよね~」と、これから始まる無人島生活にワクワクしていたのに、次の日にはもう家が建っていました(笑)
イカダを作って近くの島に行ってみたり、カヌーで川下りなんかもしてみたかったなぁ・・・
魚釣って焼いたりとか、空腹度があっても良かったかな(それだとスローライフではなく、サバイバルゲームになってしまうか(笑))
今後のアップデートで期待することは、マイデザインの保存数を現在の2倍にしてほしい、あともう1つ島が欲しいです!!
任天堂さんお願いします~

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